さて今回はMinatoが推進する事業4つのうちのひとつ、格安SIM事業についてのお話です。
MinatoはIT企業ながら副業で格安SIMの販売をしているわけではなくMinatoなりの考えあってのことなんですが、そのあたりを少し詳しくお話させていただきます。
Minatoの格安SIM事業(エックスモバイル)
Minatoはエックスモバイルの代理店をやっています。
格安SIMは競合ひしめく群雄割拠の世界で、ほとんどのベンダーは大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の系列会社なんですが、エックスモバイルはどこにも属さない独立系です。
エックスモバイルが取り扱う商品は主に以下です。
①格安SIM
②スゴイ電話
③限界突破WIFI
①はイメージつきやすいと思いますが、②は固定電話型のスマホと言えばいいのでしょうか。
一見すると固定電話なんですが、実はSIMが内蔵されているので携帯端末の部類になります。
スマホを使い慣れていないお年寄りでも違和感なく操作できるし、例えば建設現場などで工事期間中に仮事務所を設置する際にわざわざ固定回線を敷く必要がないので、一部からニーズのある商品となっています。
③の限界突破WIFは、これも競合ひしめく所謂「無制限モバイルWIFI」で無制限といっても速度制限なんかはあったりするのですが、限界突破WIFIは1日10GBとかなり大容量で使え、かつ安いので競合他社に比べて優位性を誇っています。
その他にもクラウドSIMを採用していて国内3大キャリアすべてに対応可能なのでエリアが広いこと、そして海外ではさらにその威力を発揮し、現地キャリアの回線を自動的に拾ってくれたり、端末が他社にはないスマホ(スマホを改良してWIFI機器にしている)なので翻訳アプリ、地図アプリが標準搭載されていたりと利便性をも追及しています。
エックスモバイルについて詳しくはこちら
なぜ格安SIM事業?
冒頭でMinatoは副業で格安SIM事業をやっているわけではないと申し上げましたが、Minatoがこれに取り組む理由は以下となります。
現代のDX(デジタル・トランスフォーメーション)に通信環境は必要不可欠だから
もう少し詳しく言いますと、Minatoが行うデジタルコンサルティング事業は簡単に言えば結果的にお客様の就労環境、業務環境をIT化するというものですが、今の時代は通信環境が整っていないことには何も始まりません。
(クラウドサービス全盛の今、通信環境がなければ何もできないように)
それも、以前だったらオフィスで働いている以上、固定回線をオフィスに敷いて机にパソコンがあって繋がってさえいればそれで通信環境は事足りていましたが、その状態では営業効率が悪かったり(営業さんが日中外回りして、夕方オフィスに戻って事務作業をするといった非効率さはCRM導入なんかではよくある課題です)、コロナによる就労環境の激変でリモートワークが激増中のこのご時世ではオフィスの固定回線が役に立たない状況にもなりつつあります。
なので現在の状況を鑑み、IT化を進めるのであればモバイルWIFIはある意味必須機器と言えるのではないでしょうか。
Minatoがご支援するお客様もモバイルWIFIを社員の方に配布している企業はまだまだ少なく、Minatoがお客様の情報システム部門、CTO(CIO)としてトータルサービス提供を掲げている以上、「それならば自分たちでモバイルWIFIや格安SIMを提供できるようになろう!」ってことで格安SIM事業に参画、エックスモバイルの代理店になりました。
数ある格安SIM提供ベンダーの中からエックスモバイルを選んだのは、エックスモバイルはどちらかと言えば格安SIM業界の中では後発組かもしれませんし、独立系なので後ろ盾がないと言えばないのですが、たまたま知り合いの方を通じてエックスモバイルの木野社長と知り合ったこと、そして木野社長は新進気鋭と言いますか、かなり精力的に活動されていて「格安SIM業界のベンチャー企業」としてその名に相応しく、同じベンチャーを自負するMinatoにとって親近感を覚えたことなんかがその理由だったりします。
今後の格安SIM事業展開
これまでと変わらず「デジタルコンサルティング事業」の一環で、必要なお客様に格安SIM、モバイルWIFIを提供していくつもりですが、これからは「デジタルコンサルティング事業」の中での格安SIM、モバイルWIFIだけでなく、「格安SIM、モバイルWIFIをフックツールにしたデジタルコンサルティング事業への発展」を実現していきたいなと思ってます。
以前もこのブログで書きましたが、「デジタルコンサルティング事業」だけではどうしても分かりづらいという課題があります。
一方で「格安SIM、モバイルWIFIを販売」だと、そんな企業、代理店は世の中にごまんとあるので、Minatoが目指すべきは「通信環境も業務環境も、お客様をITで幅広く支援する」がやっぱり自分たちでもしっくりきているし、それを具現化していくことがMinatoの競争優位性にもつながってくるものと考えています。
まだまだあれもこれもと事業展開できるほどの体力はありませんが、このコロナ禍をじっと耐え忍んでいたわけではなく体力をつけるべく様々な活動、取り組みも行ってきましたので
来月以降(Minatoでは来月から第7期を迎えます)精力的に活動していきたいと思っていますので、どうぞご期待ください。
(早くコロナが収束してほしいなあ。。。)
まとめ
Miantoの格安SIM事業についてまとめると・・・
①Miantoの事業における相乗効果を発揮する
②お客様の通信環境をもサポートする
③Minato全体のIT業界における競争優位性を確立する
これらに一役買う事業として、格安SIM事業は今後も続けていくつもりです。
Minatoは店舗を構える代理店ではありませんが、通信環境でお困りの方、そもそもIT化でお困りの方がいらっしゃれば是非お気軽にお声がけください。
雑談
それにしても「IT」というものがどんどん変わっていきますね。
私がこの業界に入ったころ(もうかれこれ30年前になりますか。。。)は大型汎用機でCOBOLによるプログラマーをやっていたのですが、当時はITという言葉すらなく、またハードとソフトは完全に別モノでしたし、今ならシステム開発には環境構築なんかも含まれたりしますが当時は汎用機に依存していたので(そちらは日立とかNECとか富士通とか大手の領域)、システム開発側の私としてはただただコーディングに徹していれば良かったので極めて「シンプル」だったように思います。
※プログラミングもお作法などが決まっているので、それに沿ってビジネスロジックを書き込んでいくだけでした。
それが今となってはコーディングはIT企業にとってほんの一部の作業だし、お客様へのIT支援となればコーディングは必須でも何でもなく、「方法、選択肢」が星の数ほどあって、おまけに「技術」もどんどん進化して、もはや複雑怪奇と感じます。
ITを本業にする我々でさえ常日頃の情報収集を怠ればすぐに遅れを取りかねないこの世界、エンドユーザーになりうるお客さんにITに詳しくなれと言ってもそう簡単ではないことは至極当然かもしれませんね。
(だからIT企業の存在理由になるし、Minatoが社会に貢献できると言えるのですが)
これからますますITは進化し「人がいらなくなる」なんてことも言われてますが、実際のところはどうなんでしょうね?
ITは何のためにある?と考えれば、ITを使うのが人である以上、「人とITの共存」が重要じゃないかと思う今日この頃です。
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